10/26 イタリア犯罪被害事例

■□2015年9月の邦人犯罪被害事例■□

在ミラノ日本総領事館領事・警備班 ミラノ総領事館危険情報の詳細

2015年9月中に当館に届出のあった邦人の犯罪被害件数は15件で,9月までの
累計は123件となりました。

<9月の被害例>

9月2日午後1時頃
見本市会場商談中,椅子と背中の間に置いていたバッグを盗まれた。

9月9日午後3時30分頃
見本市会場商談中,足下に置いていたバッグを盗まれた。

9月12日午後4時頃
中央駅付近写真撮影中,置き引きにあった。

9月13日午後6時頃
地下鉄内ズボンのポケットから旅券を盗まれた。

9月24日午前0時頃
飲食店隣の椅子に置いていたバッグを盗まれた。

9月26日午後8時頃
ホテル内レストランで食事中,椅子の背もたれにかけていたバッグを盗まれた。

9月27日午後1時30分頃
水上バス内(ヴェネツィア)バッグ内からポーチを盗まれた。

 

今月もスリ,置き引きの被害が多く見られました。先日も,地下鉄駅構内でエレベーターに
乗り込んだ旅行者に対する集団スリ犯が捕まったと報道されていました。

エレベーターや車内で不必要に押されたりした場合は,スリの被害にあっているかも
しれません。相手の動向,貴重品に十分注意してください。

ミラノ中央駅,カドルナ駅及びポルタガリバルディ駅などターミナルとなっている駅では
特に注意が必要です。
また,見本市会場での置き引きも発生しています。商談中も貴重品には十分注意を
払ってください。

見本市が開催される期間は,Rho Fiera に向かう地下鉄車内でのスリ被害も増えています。
これからはコートを着用することも多くなりますが,貴重品を入れたバッグを
肩にかけた上から,コートを着用することも検討してください。ひったくりには有効です。
また,乗り物内ではコートで手元を隠しながらスリを働く犯人も増えてきます。
コートを手に持っている人が近づいてきた時には,貴重品に注意してください。

<旅行の際の注意事項>
最近、ヴェネツィアでちょっと散歩に行ったつもりで迷子になる事例が発生しています。
ホテルから外出する際は,ホテル名の記載されたパンフレット等や地図を携行して
ください。
ヴェネツィアは細い道が多く,また見通しが悪いため所在地を見失いやすく,旅慣れた方
でもに迷います。「ちょっとそこまで」のつもりが一晩迷ったという事例もありますので,
十分気をつけてください。


ジャパン-イタリア トラベルオンラインのメルマガ(10/26)の情報より。