月別アーカイブ: 2015年11月

11/15 ちょい宅 時間

1台で関空に向かいますが、最初は2台でピックアップしていき、途中5:15頃、鯖江ICで合流してから関西空港に向かいます。

① 廣瀬様・・・AM4:20頃
② 羽場様・・・AM4:30頃
③ 板倉様・・・AM4:45頃
④ 小上様・・・AM4:55頃

①’ 田安様・・・AM4:00頃
②’ 辻岡様・・・AM4:30頃
③’ 高木様・・・AM4:45頃
④’ 今出様・・・AM4:55頃

みなさん、早起き、頑張りましょう!

11/16 海外旅行傷害保険

前回お話に出てきました保険ですが、以下の通りです。
少々上乗せさせて頂きました内容もあります。(皆さんからの追加金はありません)
ご確認ください。
補償金額を上乗せされたい場合は、個人でお願いいたします。

<お支払する保険金の種類(1名あたり)>
死亡補償保険金     2,500万円
後遺症害補償保険金  傷害の程度に応じて 2,500万円~75万円
入院見舞費用保険金  入院期間180日以上・・・・・・・40万円
           入院期間90日以上180日未満・・・ 20万円
           入院期間7日以上90日未満・・・・ 10万円
           入院期間7日未満・・・・・・・・ 4万円
通院見舞費用保険金  通院期間90日以上・・・・・・・・・10万円
           通院期間7日以上90日未満・・・・ 5万円
           通院期間3日以上7日未満・・・・・ 2万円
携行品損害補償保険金 147,000円(自己負担額1名1事故3,000円)
傷害治療費用保険金  100万円

傷害死亡           1,000万円
傷害後遺症害        1,000万円
治療・救援費用        1,000万円
疾病死亡           1,000万円
緊急歯科治療 補償
応急治療・救援費用 300万円
テロ等対応費用 10万円
旅行中事故緊急費用 5万円
賠償責任(自己負担額なし)  1億円
携行品損害(自己負担額なし)30万円
弁護士費用等         100万円

保険会社名:三井住友海上 リンク

詳しくは下記のPDF内容をご覧ください。
海外旅行傷害保険

11/15 連絡先

現地にて、はぐれた場合などを想定し、みなさんの携帯番号をここに載せますので、必要に応じてメモされてください。
(個人情報ではありますが、このページのアドレスを知らない限り、他人からは閲覧ことができないのでご安心ください。)

はぐれてしまった場合は、
1) LINEなどWifiが使えるゾーンにて、板倉まで連絡を取ってみて下さい。
2) スマホ以外の方は、お持ちの携帯から私のイタリアの携帯に電話をしてください。下記参照
3) 現地の親切そうな人に、「仲間とはぐれたのでここに電話かけてください。」のメモ書き(配布予定の旅のしおり参照)をみせて板倉に連絡を取ってもらう。
4) 自力でホテルに戻る。

※ 外国で日本の携帯から電話をかける方法 → リンク

日本のご家族の方が、緊急で板倉宛に連絡を取りたい場合、以下のようにお伝えください。
010 + 39 + 347 5197415

お名前(性別・五十音順)携帯その他
高木 宣一さん090-3298-1001
田安 繁晴さん090-1639-2301LINE
辻岡 健治さん090-2126-8661
廣瀬 廣嗣さん090-2837-8654
文野 志宏さん080-6174-0440
今出 瑞穂さん080-1454-0399LINE
小上 智絵さん 090-7748-5900LINE
羽場 千尋さん​090-9766-8783LINE
板倉 満代080-8692-4143
0039-347-5197415
LINE
スカイプ:lav_ita

11/14 食事処について

今回のツアーには食事が含まれています。
しかし、通常のツアーのような、すでに準備されて同じものをみんなで食べる、という内容ではありません。
予約したレストランの中に入って、メニューを見て、みなさんの意見を聞きながら予算内でとりまとめる、という形です。
予算内の内容とは、おは、前菜(アンティパスト)とパスタ(プリモ)とお水とコーヒー、は、アンティパストとセコンド(お肉かお魚、もしくはプリモでもOK)とお水、と考えています。(前回のお知らせの記述と若干相違がありますこと、申し訳ありません)
※ お酒、デザートは別途。
11/15 更新訂正 → 特殊なヴェネツィアにて選択の幅が狭くなりますこと、ご了承ください。

足りない場合は、追加注文をお願いします。
昼は時間がないので難しいかもしれませんが、みなさんのお腹の状況を遠慮なくお聞かせ頂けましたら、早めの対応ができると思います。

また、お店は予算に応じた選択にはなるのですが、なるべく評判のところを予約しています。
以下がお店リストです。
まだ11/14現在、不明のところもありますが、順次更新していきます。

日時場所食事処メモ
11/20 昼AsoloTrattoriaPonte Peron田舎の小さなトラットリア
11/20 夕MestreRistornate Soul Kitchen滞在ホテル内のレストラン
11/21 昼VicenzaIl Ceppoヴィチェンツァ料理干し鱈が有名
11/21 夕VicenzaFuoriModena
ヴェネト料理とは離れ、美食の街モデナの料理を味わってみます
11/22 昼VeneziaAntico Pizzo市場の近くの伝統的なお店
11/22 夕VeneziaAlle Coroneあるホテル内の評判のレストラン
11/23 昼VeronaEnoteca Cangrandeヴェローナ領主の名前カングランデ(大きな犬)
11/23 夕Mestre...

11/12 アックアアルタ

毎年、10月末~11月初旬には必ずといっていいほど、ひどいアックアアルタが発生していました。
今年は、まだ、ないようです。
冬季は、アックアアルタの可能性はなくなりません。
アックアアルタ予想

下の写真は、2004年の10月31日のときの写真です。
家から出て、サンマルコ広場に見学、戻る間の一連の写真です。
参考までに。

MOSE計画

聖書のモーゼのように海を操作する「モーゼ」計画
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ベネツィア潟への入り口3ヶ所に水門を設けて、水の浸入を防ぐというもの。
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改修パラッツォ @Venezia

ヴェネツィアン・ゴシック建築の代表的な建物カ・ドーロをカナル・グランデを挟んで臨む、16世紀に貴族の一員となったBrandolin家所有のこのパラッツォは、ビザンチン時代の建物を基部に、1400年代に建てられました。カナルグランデに面するファサードは1500年代のもの。ドゥカーレ宮殿をモデルとした6つのゴシック風の開口部は、ロッジャ(開放廊下)として、ピアノ・ノービレ(貴階)に配されています。今回見学するアパートメントは、1800年中頃の改修によって、6m近い天井高をもつピアノ・ノービレを2層に分けられた下階にあたります。近年のリノベーションによって、床と天井の補強及び寝室などの間仕切り変更などに加え、かつてのロッジャとしての開放感を味わうべく、窓のダブル蝶番をつかい全面的にオープン可能となっています。
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設計者は、ヴェネツィアの建築家アルベルト・ニコラオ氏。
施主はミラノ在住のシニョーラ・キアラ。デザイン業界で働いていたそうです。このアパートメントはセカンドハウスにあたります。見学のために、ミラノから来ていただきます。

改修前

改修後nicolao_COLOR007

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省エネ住宅 @Padova

イタリアの代表的な省エネ基準「CasaClima(カーザ・クリ-マ)」に則った新築住宅の見学。

日本では、平成25年省エネ基準により、300㎡以上の住宅を含む建物において、外皮平均熱貫流率と一次消費エネルギーを計算し基準をクリアしているという書類の届出義務という状況です。
イタリアでは、はるか24年前の1991年より「全ての新築の建物に対し外皮の最低熱貫流率等を指定し、確認申請時に省エネの書類を提出」させています。
現在に至るまで、かなり頻繁に法律も変わっています。
最近は、この10月にも大掛かりな変更があったようです。
いずれにしても、国の基準であります。

では、上記のCasaClimaとはなんぞや、となりますと、イタリア北部のボルツァーノという都市にて2002年に独自に発足した、建物のエネルギー性能を評価する、国とは独立した機関、ということになります。
違いはやはり、提出義務で終わらず、「適合」まで関わることでしょう。設計時のディテール、建物に掛かる影の調査、厳しい施工チェック、現場写真の送付、気密性テストを経て、適合か否かの判断が下されます。
このCasaClimaに適合する家を作るためには、建設費において約5~10%割高、証明書にかかる金額が約20万円。

今回見学する建物は、Aクラスで、年間エネルギー消費が22kwh/㎡年と計算され、従って延約200㎡あるこの家の暖房にかかる年間エネルギー消費量は、10kWhあたり灯油1リットルと換算され、22×200/10=440リットル、つまり灯油価格1.1ユーロをかけると、約500ユーロということになります。
イタリアでは、日本と違って冬季の暖房費がクリティカルに捉えられており、快適な温度で過ごそうとすると古い住宅だと700ユーロ/月かかる場合もあったりします。また、レンガ造の建物は、結露とも非常に無関係ではありません。
節約、健康、地球のことを考え、自主的にCasaClimaの基準に適合したいと思う人々が増えています。
それでなくても、ヨーロッパにおける次の、つまり2020年の目標は、ゼロ・エミッション=新築の建物からの二酸化炭素ゼロを目指していますから、私たち日本人の意識とかけ離れていることは事実です。

さて、本題。

省エネ住宅建築現場

私の勤めていた事務所はパドヴァ市の郊外にあり、物件もその近辺がほとんど。従って、新築が多いです。もしパドヴァの旧市街地区(チェントロ)だったら、改修がメインだったと思います。
今回訪ねる建築現場は、セルバッツァーノ・デントロという街で計画中のトリファミリアーレ(3戸長屋=テラスハウス)です。
この敷地全体は4分割され、4つのビファミリアーレ(二戸長屋)の予定でした。
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1テラスハウス(1/2)の値段が結局高くなり(40万ユーロ=5600万円)、不況の中、売れないということで3分割に、との要望のモト、ごり押しで設計しました。やはり真ん中が売れ残っているようです。
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図面のように、外断熱の厚さは壁160(レンガ250厚の外側)、屋根240(松材羽目板の上)です。

現在、断熱材張りを終えようとしており、私たちの訪問までには断熱材留め付けが終わり、外壁塗装下塗りが始まろうとしていると思います。

この建物の外皮平均熱貫流率は、0.23W/(㎡K)。
ちなみに福井は0.87、北海道でも0.46というのが、改正省エネ基準です。

設計事務所 @Vicenza

今回訪問するヴィチェンツァの設計事務所は、4人の若者(イタリアでは40台まではまだ若者)が共同で事務所を主宰している建築&デザイン事務所です。
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ヴィチェンツァの中心シニョーリ広場に面するパラッツォの3階にその事務所があります。

私のヴェネツィア大学時代の友人の友達フェデリコ(Federico Traverso)は、ヴェネツィア建築大学では建築・デザインを学び、卒業後、私の友人と共同で家具などの提案をしていました。現在も各メーカーから家具、デザイン製品を出しているようです。
現在、他のパートナーたちと共に、サルデーニャ島オルビアと言う町の病院建設プロジェクトを進めているようで、なかなか前に進まない苦労話を聞かせてもらえそうです。

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